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January 06, 2005

「 破線のマリス 」

破線のマリス (講談社文庫)破線のマリス (講談社文庫)

講談社 2000-07
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どうやら「砦なき者」の前編らしい。まだ読んでない方は、破線のマリス→砦なき者という感じで読んだ方がいいかもしれない(読みきりなので、別に私のように後に読んでも問題はないです)。

首都テレビの報道曲ニュース番組で映像編集を行う主人公の遠藤瑤子。その技術は素晴らしく、局内でも彼女の右に出る者はおらず、彼女が手掛けたコーナーは一番の視聴率をはじき出す。それゆえ彼女には驕り高ぶる所があり、自分自身の考え方に絶対的な自信を持っている。そんなある日、内部告発という形で1本のテープを託され、自分の主観のみで編集を行い電波に乗せてしまう。それによって1人の男性の人生を大きく狂わせ、そして彼女の人生もまた狂い出すというストーリー。

最後までどうなるのだろう?という気持ちは強かったものの、予想していた最後とは違い、なんだか消化不良というのが感想です。これを読んで今まで起こった様々な放送事故を思い出しました。真実を伝えるという事がいかに難しいかというのを改めて実感。専門用語が多かったので、私にはちょっと難しかったかな・・
砦なき者の方が比較的読みやすいと思います。

by terumi : January 6, 2005 06:49 PM